特集 おおぐち福祉会
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身近な福祉(1):駅で見つけたやさしさ(配慮)
はじめに
こんにちは。特集のページへようこそ!
ここではジャンルにとらわれず、私たちが皆さんにお伝えしたい事を不定期に紹介していくコーナーです。なにしろ、こういう取り組みが初めてなので統一性のないものになってしまうかもしれませんが、お許し願います!
さて、突然ですが私は「おおぐち福祉会」で働いています。
だから「仕事は何ですか?」って人に聞かれると「福祉の仕事をしています。」と答えています。さらに質問が続けば、事細かく仕事の内容を説明するのですが、だいたいは、それだけで次の話に進むことが多いですね。
私に限って言えば、逆の立場でもそうです。相手が「金融の仕事をしています」とか「建設業です」や「IT関連です。」と答えたら「へぇ~。そうなんだぁ。」で終わってしまうでしょう。でも、たまに色々とお聞きすると意外に興味深いお話が聞けたりもします。
そこで、「福祉」が興味深いがどうかは別として、この場でお伝えすることで「福祉に少しでも興味をもってもらえばいいなぁ~」と考えております。
第1回目の今回は、「身近な福祉(1):駅で見つけたやさしさ(配慮)」と題してお届けします!
福祉とは
「福祉」と言う言葉は、法律や制度など少し難しそうなひびきもありますが、語源は、「しあわせ」とか「より良く生きる」といった意味があるそうです。
「より良く生きるために」人が人を思いやって作り上げたものが「福祉」であるならば、「福祉の歴史」は「やさしさの歴史」かもしれません。
昔に比べて、技術が発展し、色んなものや事が便利になってきました。
ここでは、私の生活圏内で目についた「やさしさ(配慮)」を紹介します。
駅に行ってみました
「視覚障がい者誘導用ブロック」といって、視覚障がいのある方が安全に移動できるようにサポートするためのものです。視覚障がい者誘導用ブロックには線状ブロックと点状ブロックがあります。線状ブロックは、主に誘導対象施設の方向を案内するために設けられています。一方、点状ブロックは、曲がり角や交差点など注意が必要な地点に設けられています。
エレベーターは、車いすに乗ったまま異なる階で乗降することができます。低い位置のボタンや手すりが必要な方への配慮がされています。鏡がついていると、後ろ向きで降りる時に外の様子がわかるので助かりますね。さらに手すりが付いていることで体のバランスを保つことができます。
自動券売機も低い位置で操作ができるように工夫されています。
隣が改札口で駅員さんにも声がかけやすいですね。
改札口には、車いすでもゆったり通れる広めのものがあります。また、視覚障がい者誘導用ブロックもホームへ続いていますよ。
階段には二つ高さの違う手すりがついています。身長によって掴む位置が異なるので助かりますね。踊り場には、視覚障がい者誘導用ブロックの点状ブロックがあり場所の確認ができるようになっています。
トイレの中の手洗い場も車いすの方や子どもにとっても洗いやすい高さになっています。その他、多目的トイレが設置されていたり、駅のホームまでのエレベーターがあったり等々、色々なやさしさ(配慮)がみられます。
このように、高齢者や障がいのある方への「やさしさ(配慮)」でつくられたものですが、私たちにとっても便利なものもありますね。
いかがだったでしょうか?
駅の中にいろんな「やさしさ(配慮)」がみられましたね。
私の気が付かない「やさしさ」(配慮)」がもっとあるかもしれません。
みなさんの気が付いたことや感じたことが、今後の「やさしさ(配慮)」につながるかもしれませんよ!
では、今回はこの辺で!